実録!高齢者住宅の囲い込みの実態
おはこんばんちは、ケアパンです! 介護福祉士・ケアマネジャー試験合格の為の「聞くだけ過去問対策」をメインにアップしています!
チャンネル登録はこちら!!
https://www.youtube.com/channel/UCjej3ha_6DuT-VC2jQqNp2w?sub_confimation=1
今回は・・・
実録!高齢者住宅の囲い込みの実態
について書いていきたいと思います。
・入居前に◯◯◯◯◯◯◯を一方的に提示
ほとんどの高齢者住宅では入居前に必ず
「見学」
や
「面談」
があると思います。
今回はご家族と一緒に立ち会った際のお話です。
とある高齢者住宅に行った際、
中の見学を一緒にさせて頂き、その流れで詳細の説明を一緒に受けていることでした。
説明の途中、おもむろに出されたのが
「週間サービス表」
当たり前のように、
「ここに入居する場合は、全てこちらのサービスをこの頻度で使ってもらいます。」
とのお話が・・・。
これが私にとって初めての囲い込みとの出会いでした(笑)
いや〜、でもこんなに露骨にやれるのは逆にすごいなと
変なところで感心してしまいました。
ご家族が、
「これ以外のサービスを使いたい場合はどうなりますか?」
と聞いたところ、
「うちではお受け入れが出来なくなります」
と・・・。
まぁ、当然ながらご家族も不信に思ったのか、
そこは見学のみで申し込まず、結局別の住宅に入居となったわけなのですが、
あの日の衝撃は今でも忘れることが出来ません。
・なぜ囲い込みが起きているのか
高齢者住宅にて起きている囲い込みは
一体なぜ起きているのか。。。
私なりの結論ではありますが、
家賃や生活費を抑える代わりに、保険分で売上を上げるスタイル
の事業形態であるということが言えるかと思います。
私が経験した露骨に囲い込みを行なっていた高齢者住宅では、
「月額費用割引きキャンペーン」
のようなことを高頻度で行なっておりました。
高齢者住宅を運営する際に家賃を含めた月額の収入というのは、
そう簡単に下げられるような内容ではないのではないか
と考えます。
月額費用を割引できるということは、
それ以上の高収益が見込めているからこそ
だと思います。
月額費用が安いに越したことはないかもしれませんが、
安いからこその制限等はしっかりと調べないといけないと思いました。。
・囲いたいなら◯◯のあるサービスを
ここまで色々と書いてきましたが、
個人的には、
囲い込み自体は100%悪いとは思っておりません
というのも、
大体の囲い込みの事業所は
同一建物或いは、敷地内にある事業所
かと思います。
「どこかに移動するよりも、同じ敷地や建物内のものを使った方がいいな〜」
というニーズも少なくありません。
そもそもその住宅内に事業所の許可を頂けているわけですから、
別に使うことは全く悪くないわけです。。。
問題なのは、
そのサービスを無理矢理使わせる
これに尽きます。
物理的に縛るよりも、
使いたいと思ってもらえるサービスを展開するのであれば、
それは囲い込みではなく、本人のニーズです。
だからこそ、使って欲しければ、
魅力のあるサービスを
提供出来るようにすることが最優先ではないのかなと思います。
事業所は星の数ほどあります。
そこから選んでいただける事業所を、
考え、悩み、挑戦していく
その先に良いサービスが待っているのではないでしょうか。
そんなサービスを行ってくれる事業所が1つでも増えてくれるように、
また、自分の所属する事業所がそうであり続けられるように、
日々精進していきたいと思います。
詳細の解説・覚え歌、語呂合わせは・・ 動画を是非チェックしてみてください! 介護福祉士・ケアマネジャー試験合格の為の「聞くだけ過去問対策」をメインにアップしています!
チャンネル登録はこちら!!
https://www.youtube.com/channel/UCjej3ha_6DuT-VC2jQqNp2w?sub_confimation=1